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宇宙飛行士の歯が痛くなったら・・・。

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山崎さんと野口さん、まさにいま、日本、いや世界を代表して宇宙の研究にがんばってくれています。

昔からパイロットや宇宙飛行士は、虫歯があったらなれない!というようなことを聞いたことはありませんか?

なぜでしょうか?

 

気圧があがると、もし虫歯があった場合、歯の内圧まであがってしまうため、ものすごーーくいたくなるのです。高いところに缶づめや、袋いりのお菓子をもっていくとパンパンになりますよね。それと同じ。

歯の痛みって半端な痛みではないのに、その何倍も激しい痛みに襲われるわけです。

 

これはかつて虫歯になって、治療済の歯でも安心はできません。治療した材料に、泡がまじっていたりしたら痛みの原因になる(私の個人的意見)はずです。例えば銀歯をつける接着剤や、つめもののプラスチックなど・・・・。

この泡のことを材料に気泡が混入する!と我々はいいますが、どんな歯科医が治療しても気泡をゼロにすることはできません。(ゼロに近くする努力はします)

ですから基本的には虫歯がある方は宇宙飛行士にはなれないようです。ただし小さい虫歯なら治療しておけば大丈夫みたいですよ。若田さんも治療したみたいなので・・・。

・・・・で宇宙でもし痛くなったら・・・、

ひとまず痛み止め。

それでもだめなら他の宇宙飛行士が抜くんだそうです。そんなトレーニングまでしているとは・・・・。

 

宇宙の歯の治療.jpg 

↑ロシアの宇宙船の歯科治療セット

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。