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親知らずって抜かないといけないのでしょうか?

親知らず

親知らずとは

親知らずとは大人の歯の前から数えて8番目で、大臼歯(大きい奥歯の3番目)のことです。
専門用語では智歯といいます。
なぜ親知らずというか?いくつかの説があります。

①成人すると親に口の中をみせることがなくなり、その後にはえる歯だからという説

②乳歯が子供、永久歯が親にみたてると、智歯には対応する乳歯がもともとないからという説

③昔は人間の寿命が短く、智歯がはえるころには親は死んでいたからという説

ちなみに英語ではWisdamToothといいます。
Wisdamは知識とか知恵という意味ですが、知恵がつく大人になってはえる歯という由来だそうです。

親知らずは色々なトラブルを引き起こす可能性も

親知らずは色々なトラブルを引き起こし、抜かざるを得ないケースがほとんどです。
現代人の顎はどんどん小さくなっているのですが、歯の数は人間が猿だったころと同じ数あります。歯の数が多すぎるため、まっすぐはえてこないことも。

  • 虫歯になりやすかったり、歯肉の炎症がおこったりします。
  • 昔は親知らずの炎症で死にいたることさえあった言われています。
  • 一部親知らずを有効につかってあえて残したりすることもありますが、抜歯したほうが良いケースのほうが圧倒的に多いというのが現状です。

抜歯時は痛くないの?

心配なのは抜くのに痛くないのか?ですが、麻酔がきいていれば、抜くときはいたくありません。はえ方によって抜いた後の痛みや腫れはちがいます。