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映画評価:『最強の2人』

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18日は10:00~16:00まで清水先生の歯周病セミナーでした。前日はその懇親会で先生たちと午前2時くらいまで歯科論をぶつけ合っていたので、少し眠かったのですが、講義内容が面白かったため集中力を絶えさせることなく、講義に集中できました。

17:00に帰宅したんですが、妻からの要望で、そのあとすぐに映画館に行ってきました。

 

この映画がすごくいい映画だという評判は知っていました。ただ私はいつも仕事帰りの疲れた時にナイトシアターで見に行くことが多いものですから、いつも選ぶジャンルが眠くならない映画ばかりなんですね。

アクションやコメディー中心。

『最強の2人』が初日のとき、悩んだんです。アラフォーの男性の心をくすぐるようなキャストの『エクスペンダブルス2』をみるか、『最強の2人』をみるか・・・

その時は結局『エクスパンダブルス2』

 

アクアスタッフの鶴田さんからのかなりおすすめされたので、上映終了日前にぎりぎり行ってきたんです。評判よくても元々フランス映画ってあまりすきではないんです。メリハリがなく、映像が暗めのイメージがあるんですもの。

ストーリーは以下↓

パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった大富豪のフィリップ。
彼の新しい介護人募集の面接にやってきたのは、いささか場違いな雰囲気の
黒人青年ドリス。スラム街に暮らす彼の目的は、失業手当をもらうための
不採用の証明書だった。周囲の憐れみの同情と腫れ物に触るような態度に
辟易していたフィリップは、そんなドリスのふてぶてしい態度に興味を抱き、
思いつきで採用してしまう。ドリスには介護の経験がないばかりか、
趣味や生活習慣にいたるまで互いが歩んできた世界はまるで水と油。
いつまで持つかと思われたが、障がい者相手にも遠慮することなく
本音で接するドリスは、他の誰よりもフィリップの心を解きほぐし、
いつしか2人は固い絆で結ばれていく

といったもの。設定は面白いが、はじめはあまり期待せず・・・・。

 

しかし、予想に反して、冒頭でスポーツカー(マセラッティ?アストンマーチン?)に2人でのりこみ、警察とカーチェイスをするシーンから、従来のおフランス映画とは違っていました。ここで流れる音楽がまた最高。私の好きなアースウインド&ファイヤーの『セフテンバー』

http://www.youtube.com/watch?v=CxOvaYcsfYo

障害者であるフィリップという名前と、アースのボーカルが同じ名前であるのは、意図的なのでしょうか?ひっかけたのかもしれませんけど・・。

クラッシックや高貴な趣味を持つお金持ちの障害者、白人フィリップと、仕事を持たず、マリファナやブラックミュージックを好むドリス

この二人の関係がすごくミスマッチしていて気持ちがいい。

 

途中またまたアースの『ブギーワンダーランド』でみんなが踊るシーンがあるのですが、これがまた鳥肌もの。

http://www.youtube.com/watch?v=_jLGa4X5H2c

映画の内容をあまりこまかくいうと、見ていないひとにネタバレしてしまうのであまり細かい部分は言わないようにしときましょう。

言えることはこの映画がすごくいい!ってこと。私も年をとったものです。かなり泣いてしまいました。

今年の私のヒット作は、『ソウルサァーファー』かこの『最強の二人』のどちらかかな。奇しくも両方とも障害をもった人物が主人公なんですが・・・。

 

DVDはでたらぜひ観てくださいね。

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。