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歯科医という仕事

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昨日の夕方、南先生から丁寧なお礼の電話をいただきました。恐縮です(汗)逆にこちらが先生のすばらしい症例をみせていただいて、勉強になりました。ありがとうございます。

歯科治療というのはいったん手をつけると後戻りできない不可逆的な治療が多いものです。けずったら元には戻せませんし。すごい先生の治療はその極めかたが、治療というより芸術に近いものまであります。

ある意味我々は建築家でもあります。1人の患者さんの治療法は1つではなくて無数の方法があります。その中で我々がその方に最良の方法、材料などを計画し、治していくわけです。その設計がうまくなければいくら高価な材料をつかっても、うまくいくません。そのために私たちは超1級の設計士になる必要があります。

私は虫歯、歯周病(歯槽膿漏) 入れ歯 インプラント ホワイトニング その他外科など色々とやりますが、最も難しいのは実はこの設計だと思っています。

きちんとした設計ができてこそ、すばらしい作品ができ、快適ビフォアーアフターとなるのです。

治療の1つ1つが私の作品といっても過言ではありません。患者さんは私のつくったものを口にいれて何十年も毎日毎日使っていくわけですし、きれいな歯をつくることで美しさを提供することになるわけです。つくづく責任の重い仕事だなあと思いました。

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。