1.   
  2.   
  3.   
  4. 学ぶ

学ぶ

npimage

今よんでいる本は、各国の人の国民性と比較して外国人から日本人はどうおもわれているか?というものです。2006年に発売されすごくうれた本ですね。このなかのジョークも面白いのですが、結構ためになることもかいてあります。そういうレッテルみたいなものを英語ではステレオタイプといいます。その中で各国の人の特性としてこういう風にかいてあります。

アメリカ人・・・独善的 傲慢、自慢好き イギリス人・・・紳士 堅苦しい  ドイツ人・・・まじめ

フランス人・・・好色、グルメ  ロシア人・・・酒好き、物がない(ソ連時代)  ユダヤ人・・・狡猾、金儲けがうまい、議論好き   ポーランド人・・・おろかもの   スコットランド人・・・けち、抜け目がない  ギリシャ人・・・絶倫 男色 中国人・・・すぐ偽ものをつくる    そして日本人は 几帳面、ハイテクの国、ものをはっきりと言わない、金持ち   などなど。 上記は私の意見ではないので、知人がいて気を悪くされたらごめんなさい。 このことは日本人にはわからない各国のジョークのなかによくもりこまれるようです。で・・・日本人はアメリカ人が発明したものをとりいれまねをして世界一のものにしていくのが上手だ!と皮肉っています。模倣文化だと揶揄されているわけです。8世紀初頭には中国から銅を溶着する技術を学びその40年後には元祖の中国の水準をはるかに超える技術で奈良の大仏をつくったのです。1543年ポルトガル人が2丁の鉄砲を日本人に伝えました。その40年後ヨーロッパの鉄砲をしのぐ性能のものをつくりあげたのです。そしてそのころにはヨーロッパの鉄砲の総数より多くの鉄砲をもつまでになったらしい。ルイスフロイスは「日本の鉄砲は品質最良だ」とのべたそうです。

現代でも電化製品、自動車などいわずもがなという感じですよね。物まね民族とジョークにもされる日本人ですが私たちは子供のころから先人が培ってきた教育、文化、スポーツを模倣という形で学び、自分のものにしてきたわけです。教科書をみるってのはそういうことですよね。歯科治療も私個人が考えたことをやっているのではなく、先輩たち、研究者たちが考えたよい治療方法をまねて実践しているわけです。   で皆さん、タイトルの「学ぶ」・・・この漢字なんて読むかしってますか?小学3年生でもしっているよと答えそうですが。「まなぶ」?「がくぶ」?通常は勿論前者の「まなぶ」ですが、べつの読み方で「まねぶ」ともよぶのだそうです。つまり学ぶことはまねることからはじまる、と昔の日本人は考えていたということの証なのです。

 

 

 

 

ブログを書きはじめて10年以上経ちました。プライベートな事や歯科治療・地域の話題など、書いた当時は一般的だった内容や表現が今では適切ではないものもございます。過去の記事をご覧になる際は予めご了承ください。