むしば予防は生まれる前から！3歳までのむし歯予防はとても重要！

生えたばかりの歯は、とても弱い！

赤ちゃんの肌が柔らかくてかぶれやすいのと同じように、生えたばかりの歯はとてもやわらかく、むしば菌（ミュータンス菌など）がつくる酸にとても弱い状態です。そのため、生えたての歯は穴があきやすく、むし歯の進行がとても早いです。歯は、唾液中のカルシウムなどを吸収して、時間をかけて強い歯になります。

フッ化物は、カルシウムなどの吸収を助けてくれますので、積極的に利用されることをおすすめします。

丈夫な乳歯に育てることが丈夫な永久歯への第一歩です。

むしば菌はどこから来るの？

むし歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口には存在しません。赤ちゃんのむし歯菌は母親などからの口移しの食事、同じ箸やスプーンからうつるとされていますが、父親や兄弟、お友達からうつる場合もあります。

家族はもちろん、特に赤ちゃんと接する機会の多いお母さんはお口のケアが大事です。

小さい時は歯磨き大嫌い！？

お母さんにとって赤ちゃんが喜ぶ姿を見ることはとても幸せなことです。しかし赤ちゃんが喜ぶからとたくさんお甘いおやつを与えすぎるとどんどん甘いものが好きになります。

むし歯予防のためには３歳くらいまでは甘い味を覚えないように気を付けてあげることが大切です。

また、この時期は味覚が発達する大事に時期でもあるので、おやつには甘い味だけではなく、いろいろな自然な味を与えてあげることが大切です。

宮崎県口腔保健支援センター　　ハッピースマイル

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