3密という言葉

密閉 密集 密接をさける、今年の流行語にでもなりそうな3密という言葉(考えたらコロナ関係だけで、相当数の流行語候補がありますねぇ)
たしかに3密を避けることは大切で、この言葉を考えた方すごいですよ。
でも逆に3密にならなければ大丈夫、感染しないという間違った解釈になりかねないという心配も出てきます。
多くの人がいなくても、たった一人ウイルスをもったひとと接するだけで感染リスクが上がるのですから。
3密をさけたうえで、自己防衛、自分の家族防衛をしないと。
うちの家族には、自宅以外ではできるだけグローブをするように言ってます。
ポリエステルの。ジャリジャリいって多少勝手が悪いし、指の動きを抑制するので、子供が顔を触りにくくなります。これつけてたら、鼻もほじれませんし、指を顔にもってくることもありません。
アクアでスタッフに徹底しているのは、患者さんの口の中を触る時はサージカルグローブで触るのですが、それ以外の時は、ポリのグローブをつけること。掃除もパソコンを触れるときも、カルテを触れるときも。
我々治療していて、いきなり引き出しの中のものを取り出したくなったり、カルテをみたくなったり、キーボードでカルテをみたくなります。レントゲンの操作も。
しかし、患者さんの口を触れた手で、清潔域のものであるカルテや、パソコン、筆記用具をふれることが院内感染の原因の一つになるのです。
でも現在サージカルグローブは、手に入らなくなりました。ですので、しょっちゅうグローブを使いまくってはなくなってしまいます。
だから、こういう提案をしているのです。
サージカルグローブをはずさずに、清潔域のものを触れたいときには、ポリのグローブを重ねること。
これだけでもかなり違ってくると思うのです。
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