院長のブログ

先月、大学の同級生と1年に1回ほどやっている勉強会で名古屋にいったと書きましたね。

日頃の自分の症例や、経営、スタッフ育成などをパワーポイントなどで発表するんですね。発表中はお互いを「〇〇先生」とよびあったり、時には敬語で会話して結構真面目に勉強する会です。

 

朝から7~8時間くらいかかるかな。

終わった後は懇親会にいったんですが、その会場に行く前に、同級生の『くっちゃん』が

「おい、小坂よぉー、ちょっとお願いがあるんだけどよぉー」ですって。

 

くっちゃんは、アイスのガリガリ君を男前にした感じなんですが、心はやさしい、いいやつです。

私と同じ45歳なんですが、結婚も同じく私と同時期で晩婚。

 

彼は若い奥さんをもらったんだけど、夫婦二人で楽しく過ごしたいという考えから、子供はいません。

 

くっちゃん:「ウチの奥さんにバッグを買っていってやりたいんだけど、俺何かっていいかわからんし、緊張するから、一緒にデパートにつきあってくれ!」

くっちゃんの奥さん、くっちゃんが何か買ってあげるって言っても、遠慮するんですって。

くっちゃん:「1000円のバッグとかでもすごくうれしそうにしてるからさー、もっとちゃんとしたの買っていいのによぉ」

 

結婚式もしてないし、子供もいないし、日ごろすごく迷惑かけて世話になっているからバッグのプレゼントをしたい

と思ったのだそうです。誕生日でも記念日でもないけど、ホント純粋に日頃の感謝のしるしとして。

それを聞いた私たちはちょっと感動。

「いーーーー、話だな!」

 

懇親会まであと1時間しかなかったのですが、同級生4人で松坂屋へ。

彼の奥さんがどのブランドがお好きなのかわからなかったんですが、

とりあえず『ヴィ・・』と『ボッ・・』のショップにはいって店員さんに教えていただく。

 

ブランドショップに似つかわしくない、加齢臭のただよいそうな、40代の中年のおっさん4人が、バッグを眺めている風景はきっと滑稽に思われたに違いありません。

 

「俺たちは、純粋に伴侶へのプレゼントを選びにきたんだ!これは涙、涙の感動のストーリーのプレゼントなんだ!」とショップの店員さんに主張したかったけど、

彼女たちはきっとそう思ってなかったはず。

 

「さっきの人たちって絶対飲み屋のおねえさんにプレゼントでもっていくんだよ!」

なんて間違ったプロファイリングをして給湯室で噂していたはず。4人のおっさんたちを見つめる目がそう語っていました。

 

「ち、ちがうんだーーー、このバッグは・・・・・・。」

いちいち説明する方があやしく思われてしまう(笑)

 

大学時代も、彼女にマメに接するような男ではなかったので、今回のプレゼントはきっと気合の入ったものなんだろうな。

 

私はあんな高いバッグを記念日でもないのにプレゼントしたことはありません。記念日でも高すぎて無理ですが・・・(汗) 

 

結局ジーンズにも何にでもあいそうな『ヴ・・・社』のオレンジのバッグにしました。

きっと、くっちゃんの奥さん泣いて喜ぶだろうな。1000円のバッグでも喜んでたらしいので・・・。

 

私はあんな高いバッグは買ってやれないけど、とりあえず、化粧品の好きな嫁のために『C社』の新製品のチークなどをお土産として購入しました。ウチの嫁は『限定』とか『新作』に弱い(笑)

 

 

私が友人の川島に「お前も奥さんにバッグか何か買って行ってやれよ!」というと、

川島:「逆に悪いことでもしてるのか!と勘違いされるからダメ」

なるほど確かに。

 

テレビの熟女コメンテーターがおきまりのように言う、

「夫が突然プレゼントをするときは怪しいとおもえ!」なーーんていうまことしやかな定説が、きっとこの日本という国をダメにしているに違いない(笑)

 

日本人の夫だって時にはふと嫁に感謝の気持ちを表したくなる時があるのだ。クリスマスでも誕生日でもなんでもなくても。

 

 くっちゃんの奥さんに対する感謝の気持ちに感動した川島と斎藤、私の3人は、

『V社』のでっかい紙袋を苦笑いしながら抱えている彼の姿をみて、ほほえましい気分になったのでした。

 

「いいーーー話だなぁ」

 

バッグを買ったついでの話なのですが、この日はちょうど売り出し期間だったらしく、たくさんの福引券をくれました。

くっちゃんに私の化粧品のレシートを渡して抽選の回数の足しにしてもらいました。

たくさん抽選できるからきっと何か当たるでしょ!

抽選の結果、松坂屋で使える商品券3000円分が当たりました。

松坂屋のない県で暮らしているくっちゃんは、斎藤に当たった商品券を全部あげました。

奥様への感謝のお買いもの終了!!

 

 

 

 

 

 

私たちはSNSで時々やりとりしているのですが、くっちゃんはパソコン関係が苦手らしく、プレゼントの結果がどうなったかわからないまま。

「くっちゃんの奥さん、泣いて喜んだのかな?」 

すごーーーく気になって気になって・・・・。

 

 

名古屋から帰りずいぶん経ったある日、気になっていた私は、くっちゃんに連絡してみました。

奥さんにバッグあげてどうだった??

「すっげーーー、感動して泣いていたよ!」

 

 

・・・・・・という答えを期待していた私。

すると

くっちゃん:「あーーー反応は微妙だったなぁ・・・」

私:「えっ、なんで??」

くっちゃん:「それよりもお前余計なことしやがって・・・・!」と半分笑いながら私に言ってくる。

私:「??????」

 

くっちゃん:「お前が化粧品の領収書俺に渡すから、ウチの奥さんから、この化粧品の領収書は何??って問い詰められたぞ!」

私は笑いながら:「あっそっか、福引のときに・・・・ね。でなんて答えたの?」

 

くっちゃん:「ばか!これは、小坂が化粧品買って、福引のときに領収書くれて・・・」

私:「まあ事実だしなあ、それで?」

くっちゃん:「そしたらその福引で当たった商品券はどうしたの?とか言われて・・・」

     「松坂屋とか行かんから斎藤にやったがや!」

     「何も悪いことしてないのに、言い訳してるみたいだろ!!」

 

私、爆笑。

確かに、すべて事実なのに、それを証明する方法がない。刑事事件なら物的証拠だけで即逮捕!

奥様からみたら判決は黒!話が出来すぎていて嘘くさい

私たちが電話してフォローでもしようものなら、ますます怪しまれます。

 

だからーーーー、純粋に奥様への感謝の気持ちの感動のプレゼントなんだって!!(笑)

こうして、くっちゃんの清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入した高級なバッグは、

そのきれいなオレンジ色とは真逆の、ダークな雰囲気ただよう不信感の産物となったのでした。

 

いい話になるはずが・・・・・・(涙)  事実は小説より奇なり

 

世の奥様方に一言ものもうす。

旦那が突然優しくなったり、記念日でもないのにプレゼントを買ってきたりしても、それは必ずしも悪いことをしているからではありません。そういう気分になるときが我々男にもあるのです!説明のできない領収書があっても、身の潔白を信じてあげましょう!(笑)

 

                        10月吉日  全国愛妻の会、旦那代表 小坂孝史

 

 

 

 

 

 

 

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