院長のブログ

『業者に費用を払い、高評価を食べログというサイトに書き込んでもらい、いかにも人気店であるかのようにみせる』というのが今問題になっていますね。

 

皆さんこれどう思います?

 

私も食べログをよくチェックして、おいしそうなお店をさがします。

これって自作自演だったりもあるんだろうなと思いつつ・・・・です。

 

ただ宮崎の場合、都会に比べて、お店や会社のホームページ普及率などが少ないうえに、お店自体の数も少ないので、嘘っぽいコメントややらせがわかりやすいんですよ。

 

宮崎市内だったら、新しいお店ができたらすぐ「どうだった?あの店?よかった?」って会話のネタになりますし、いくらネットで宣伝できても、内容が伴ってなければすぐつぶれちゃいますから・・・。

 

宮崎人は外食に使うお金の比率が低いので、ある意味シビアなんですが・・・。

 

・・・・で、食べログの件、何が悪いかって・・・・・。

 

すごく微妙な問題ですよね。これが禁止だというのならSEO対策(自分のホームページが、できるだけ前の方に出てくるようにすること)自体が悪いことになってしまいますもの。

 

ただ、SEO対策をすること(たとえば『宮崎市・ラーメン』というキーワードをいれて、サイトの1枚目の1番目に出てくるように駆使すること)

と、

業者がいったこともないのに、

「あそこのラーメンは最高の味です。女性でもスープまで全部のめるくらいあっさり。日本一の味です」

 

なーーーんてコメントを出して、客を呼ぶのに使ったり、

自作自演で「最高です!」

 

などというのは

 

 

意味が違うとおもうんですね。

 

 前者は広告宣伝

後者は、悪く言えばサギともいえますし、よく言っても誇大広告。

 

地元の人なら嘘だってわかっても、観光客にはわかりません・・・。

 

 

まあまあ、法律的にはさておいて・・・・。

 

これね、プライドの問題でもあると思うんですよ。そりゃ食べログで、日本一うまいなんていう言葉を自作自演して、上位にくれば客はたくさんきますよ。たぶん。

 

でも自分の顔を鏡でみて、「〇〇ちゃんって本当にかわいいわねー、世界一かわいいわよ!」ってまるでモーニング娘の?ちゃんのような独りよがりって、少し恥ずかしい姿ですよね。

 

企業努力と言えば納得できなくはないですけども・・・。

テレビ報道はまるでオレオレ詐欺レベルの悪質さみたいに放送されていて、

「そこまいわなくてもいいでしょ」とは思いますが・・・。

 

うーーーん 私に言わせれば、やる側のプライドの問題と、モラルの問題レベルなのかな。

かっこわるい!というか・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なのですが、

 

実は歯科にもいくつかの、口コミサイトや、ランキングサイトがあります。

 

これは食べログとは違って、別の問題点があります。

飲食店ならば本当にいいお店かどうか、自分自身が判断することが可能です。

しかし、歯科治療となるとこれが難しい。

 

皆さんにとって、いい歯医者さんってどんな歯医者さんですか?

 

①近いこと

②痛くないこと

③先生が優しいこと

④スタッフの対応がいいこと

⑤値段がやすいこと

⑥説明してくれること

⑦設備がととのっていること

⑧整理整頓、掃除がきちんとしていること

⑨先生の腕がいいこと

⑩治療したところがすぐだめにならないこと

⑪抜かないこと

⑫回数がすくないこと

⑬待ち時間がすくないこと

⑭その他・・・・

 

なーんてことではないでしょうか?

 

上記のことは、私たちの業種の人間が考える『いい歯科医院』とはかならずしも一致はしません。

同業者のおすすめする他の医院の評価は大抵低いんですよ、これが。

 

 

ランキングサイトの問題点としては、歯科業界の方は皆わかっていると思いますが、残念ながら自作自演が多かったり、順位をあげる手段をつかっているケースが多いことなんですね。

このサイトでホームページを作成したり、スポンサーサイトで広告を載せればランキングアップできるシステムも提示されています。

 

一時このランキングサイトの存在が問題となった時期がありました。

 

自分のところのランキングをあげるために、自作自演や、知人友人家族による操作をしたり、さらにはきらいな医院の評価を下げるために悪口を書いたり・・・・・。

 

もう、バカバカしいいなと思っていても、事情のわからない患者さんは信じてしまいます。

 

勿論ランキング髙い医院にも、すごくいい歯科医院もたくさんあります。(誤解のないように)

 

 

かつて医療業界は宣伝・広告の規制がかなり厳しかったんですね。雑誌やテレビ、チラシなどで宣伝することはタブー視されていましたし、医療で宣伝することは恥ずかしいこと!という空気が漂っていたんです。

医療は一応聖職に分類されますから、

販売店のように「いらっしゃい!いらっしゃい!」っていうのは、みっともないことという考え方だったわけです。

 

ですからほんの一昔・二昔前までは、医療機関の宣伝・広告はあまりみたことがなかったと思うんですが・・・・・。(美容整形・形成のクリニックくらいで・・・)

 

 

今は少し規制が緩和されて、露骨すぎなければOkという雰囲気。

 

 

昔は歯科医院のネーミングでも「待った!」がかかっていたようです。

 

『アクア』っていうのもそのころならタブー

 

都会はもうタブー視されなくなっていますが、いまだに田舎だと配慮が必要です。

特に公の機関と間違えそうなネーミングをつけると・・・・・・・・。

 

 

 

たとえば県庁の近くに開業して『宮崎県庁クリニック』だとか、

県病院の前に『宮崎県病院前歯科医院』なーーんてのは

「こらっ!」と怒られるでしょう。

 

患者さんに来ていただけなかったら、医院が成り立たないのは現実

かといって異業種のように暗黙のルールを無視して過度に宣伝してはいけない空気があるのも現実。

 

以前にお話しいたしましたが、日本では医科を含む全医療法人の9割が赤字なのだそうです。

 

ですから宣伝もある程度必要でしょうし、経営努力をしないといけませんし、利益も出さないといけないでしょう。

 

しかしながら

 

我々は医療人であり、患者さんの健康の維持、回復、促進などを目的とした仕事であるという根本を常にわすれないようにしなければならないのです。

 

医療業界のうわべだけのショーレースが過熱し、本質が壊れないことを祈るばかりです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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