院長のブログ

「儲からないっていうけど、嘘っぽい!」

と思う方がいるかもしれません。

「近所の歯医者さんで、高級外車にのって、大きい家にすんで、よく飲みにいってる先生知ってるし・・・・・・」と。

 

いえ、そりゃあすごく裕福で恵まれた生活されている先生は少なからずいますよ。

 

昔は歯科医が皆、ある程度いい生活ができたんです。

それが今は他の職業と同じように上下の差がものすごく出てきたんです。

レストランと同じく、流行ってるところと、そうでないところで、差があるのと同じ。

昔なら暗い汚い医院で、仏頂面の先生でもたくさん患者さんが来ました。2時間待って当たり前・・・みたいな。

歯科経営が困難になってきた理由の一つに歯科医師の増加をあげる人は少なくありません。

医学部を卒業して新たに医師になる人は年7500人~8000人

 

歯学部や歯科大をでて新たに歯科医になる人が、年2700人~3000人

 

医科の先生は内科や外科、皮膚科や眼科などたくさんの方向があり、いまだに医師不足を言われています。しかし歯科は歯科だけ。定年制がないため、年々どんどん増え続けています。しかも開業していくのがほとんど。

 

街には右も左も歯科医院ばかりという現実。

そのため、「歯医者が増えすぎたからこんなことになったのだ!」と答える同業者は多いでしょう。

 

歯科医の多さを表すのに「歯科医院はコンビニより多い」とよく比較されます。確かにそうなんですが、私はそういう考え方は間違っていると思います。コンビニは1日の来客数が20人や30人では経営できないでしょうし、コンビニの商品はスーパーやドラッグストアでも購入可能です。しかし歯科治療は歯科医院でしかできません。ですから比較対象にはなりません。コンビニもどんどん潰れますからね。

では本当に日本に歯科医師は多すぎるのでしょうか?

国際的な比較を見てみましょう。↓

 

世界各国の歯科医の数(歯医者の数)
データがない国は省略。
国によって歯科医の基準や成りやすさ、人口が異なるので、あくまで目安。

順位 国名 歯科医数(人)
1 アメリカ 463,663
2 ブラジル 190,448
3 中国 136,520
4 日本 90,510
5 メキシコ 78,281
6 ドイツ 64,609
7 インド 61,424
8 イギリス 58,729
9 ロシア 45,972
10 フランス 40,904
11 コロンビア 33,951
12 イタリア 33,000
13 アルゼンチン 28,900
14 オーストラリア 21,296
15 スペイン 20,005
16 ウクライナ 19,354
17 カナダ 18,265
18 トルコ 17,200
19 韓国 16,033
20 ベネズエラ 13,680
21 ギリシャ 12,394
22 シリア・アラブ 12,206
23 イラク 11,489
24 ポーランド 11,451
25 タイ 10,459
- 以下、一部略 -
31 北朝鮮 8,315
181 ドミニカ 4
181 キリバス 4
181 マーシャル諸島 4
181 スリナム 4
185 アンゴラ 2
185 ニウエ 2
185 パラオ 2
185 ツバル 2


 ↑確かに9万人もいて第4位だし、過剰気味だな・・・・・。中国は人口が日本の10倍くらいなので、まだまだ少ないなあ・・・

えっ!?

このデータみて変だと思いません?アメリカは人口が3億くらいなのに、歯科医が46万人って・・・。普通に考えたらものすごく多すぎですよね。

しかしアメリカでは「歯科医が過剰で人気がない!」なんて聞いたことがありません。なぜなんでしょうか?

 

これは歯科医の数が増えたから、日本で歯科医の人気が減ったという風に単純には考えられないということです。

そりゃぁ、昭和40年代50年代は歯科医院が少なく、歯科医が一人の医院に患者さんが50人100人と来ていたわけです。それから比べたら、歯科医院が増えすぎたことは否めません。でもそもそもが、50人なんて人数を一人で治療できるわけがないんです。

人数ではない、別の理由があるわけです。

  つづく・・・。

 

 

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