院長のブログ

土曜日は県若しゃん会の理事会がありました。2月の家族懇親会の打ち合わせをかねてです。

同時にミニセミナーも開催されました。ミニ、なので賞味30~40分間。

講師は宮崎県警の鑑識のお偉いさんです。

身元不明の死体が発見されたり、死因が不明なときは遺体の解剖がおこなわれます。身元がわかっていれば、何が原因でなくなったのか、他殺の疑いがないか、しらべるわけですね。

解剖医がすべてをおこなえばいいのでしょうけれど、日本には解剖医は極端に少ないのが現状です。それで医師ではなく鑑識の方が解剖教室などで長期にわたり訓練をして、解剖医を同等の知識をみにつけて、各地で活躍されているわけです。

なぜこの方たちをおよびしたかと申しますと、歯科医は身元不明の遺体の歯牙鑑定をおこなうんですね。私はまだ経験がありませんが。

宮崎県で年間平均40件ほどが歯牙の鑑定の対象となっています。そのたびに県内の歯科医が診査をして、どこに虫歯があるか?とかどこに銀歯があるか?などを鑑定するわけです.

死亡診断書をかけるのは、医師と歯科医師しかないんですが、通常は歯科医が死に直面することはないんです。わたしも歯科の仕事では、解剖実習以外でご遺体さんと接したことはありません。

最近はほぼ確定できるとされているDNA鑑定がさかんですが、なぜ歯牙鑑定がひつようなのか?って疑問に思っていたんです。

ご遺体の鑑定をする場合、まずは指紋、次に歯牙鑑定、最後にDNAの順なんですって!あとになるほど正確さがましていくらしいんですが、あとになるほどコストがかかり、DNAは判定までに時間がかかるのだそうで・・・。

今回の講義は歯牙鑑定の方法と協力のお願いという意味もあったんですね。

色々とお話を聞いているうちに、警察の方たちがいかに大変な御仕事をされているのかということをつくづく感じました。

警察の皆さん、いつもご苦労様です。

 

 

 

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