院長のブログ

1歳半のうちの長男

 

私、彼のことを「赤ちゃん」と言っていましたが、1歳以上だと、赤ちゃんとか、乳児とは言わないんですね。知らなかった・・・。

 

だいたい生後6ヶ月くらいに歯がはえはじめて、2歳ぐらいで乳歯ははえ揃います。

 

宮崎市では1歳6ヶ月で、市の無料検診の通知が届きます。乳歯20本のうち、16本くらいがはえた頃です。多くのお子さんがこの時、初めての歯科を体験します。

その時すでにむし歯になっていたら、私はものすごーく悲しい気持ちになります。このころのむし歯で多い場所は、上の前歯です。原因は哺乳瓶う蝕といって、哺乳瓶にむし歯の原因となる飲みものをいれて、それをくわえたまま寝たりすると、長時間歯が酸の液体の中に浸漬されてしまうので溶けやすくなります。

個人的には、乳酸菌飲料や、スポーツドリンクなど砂糖の入ったものは3歳までは与えない方がベターだと思っています。小児科の先生やスポーツ関係者が、病気の時や疲労回復にスポーツドリンクなどをすすめる場合がありますが、実はあまり意味がなく、ただのむし歯のリスクが高いジュースにすぎないということが、わかっています。

 

1歳半検診でよく聞かれることの一つに、

「子供が仕上げ磨きをさせてくれません、どうしたらいいでしょうか?」

 

 

私も子育てしてから初めてわかったのですが、小さい子ってほんと、歯磨きをするのが難しいですよね。

ですが、私は無理やりやります。私の膝に頭をつけさせて、半ば押さえつけて・・・。

 

押さえつけると子供がかわいそうなんていう親もいますが、小さい子をむし歯にしてしまうほうが、よほどかわいそうです。

「子供のむし歯は親の責任」という言葉がありますが、厳しい言い方ですがそのとおり。

歯科関係者の子供は、一般の方のお子さんと比べ断然むし歯が少ないのです。

子供のむし歯は親がコントロールできるのです。

 

1歳半くらいだと、模倣行動がはじまります。他人の真似をして物事を覚えていくことです。だから大人が歯磨きをしていると、自分も歯ブラシを口に入れようと真似をします。

 

この時に、注意しなければいけないのは、転んで喉を突き刺さないようにすることですね。ちょっと前、歯ブラシが喉から脳に突き刺さって亡くなった事件がありましたね。ですから、小さい子に歯ブラシをもたせるときは、そばについておくか、奥まで入らない、ホルダーつきのものを使いましょう。

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そして、仕上げ磨きをしたら、ご褒美をあげましょう。

※ご褒美はお菓子じゃありませんよ(笑)

 

「よくできたねー、上手だねーー、えらい!!」と褒めてあげたり、

ハグしてあげたり、よしよししてあげたり・・・ってのは、ぜひ毎回してあげてください。たくさんほめてあげるのもご褒美です。

 

幼稚園や保育園、小学校になったら、歯磨きの星取表みたいなものを作ってあげるのもいいかも。

シールなどを使って歯磨き上手にできたら評価してあげるわけ。夏休みにやるようなやつですね(今の子供も、夏休みに歯磨きやったかどうかのグラフとかあるんですかね?)あれを夏休み以外もやるのはどうでしょう。

 

うちの子はフッ素ジェルがご褒美みたいになっています。

歯磨き後のフッ素配合のイチゴ風味のジェルです。(勿論砂糖ははいっていません)

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日常で、ほとんど砂糖いりのものを与えていないので、彼にとっては普段口にするものなかで、果物以外ではもっとも甘く感じるものなんです。

だからこのジェルを塗るときはニコニコ笑顔。

 

普段、砂糖を与えていないからこそ、これがご褒美になったりするんですね。もうすこし大きくなったら、歯磨きの後に食べるとむし歯予防の効果があるといわれるタブレットなどをご褒美にあげるものいいと思います。

 

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どの人でも生後6ヶ月から、棺桶に入るまで、毎日やらなければいけない日常行動

 

 『歯磨き』

 

そんな毎日、一生やっている健康管理なんて、体のどこにもありません。いかに歯磨きが大切かということです。

 

1日3回みがくとして、85年生きると、約92500回人生でおこなう歯磨き

だからこそ楽しく、効果的にいろいろと工夫してやってみましょう。

 

 

追記:3歳頃までのお子さんの歯磨きは、初めは何もつけずに磨きましょう。自分の唾で磨くようなイメージ。「つば磨き」が終わってから、補助的に歯磨剤や、フッ素ジェルを塗るといいですよ。

(歯磨剤をつけると磨けているのかどうかわからなくなるし、歯磨剤の味が苦手なお子さんが多いため)

 

 

 

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