院長のブログ

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  1. 昨年末はじめてふるさと納税をしました。

     

    年があけて送られてきまして、家族で贅沢させていただきました。

     

    いやー、ありがたやー、ふるさと納税

    税金おさめている方は、ふるさと納税したほうがいいですよ!

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  2. きっと今年は『スマロス』という言葉がはやるだろうな。

    スキー客のバス事故、あれほんとに気の毒ですね。平日に夜行バスでスキーだからきっと若い大学生が多いのだろうな!とおもっていたら案の定 若い人ばかり。

    若いひとというのは日本の宝なんです。

    私みたいな、いつ死んでもおかしくない初老のおじさんとは、わけが違います。ほんとになんでこんなことになってしまうのだろう。

    格安ツアーだったらしいけど、やすくするためにきっといろんな部分(安全を守るのに必要なことまで)を極限まではぶいていったのでしょうか。

     

    安いのはいいこと。でも安くて質が悪いのは当然だめです。100均で買ったものがすぐだめになるのは、仕方がないかもしれません。

    しかし、利益を優先して健康を害したり、命を危険にさらすようなことは絶対にダメだ。

     

    患者さんから電話等のお問い合わせで「オタクはインプラントいくらですか?」なんて聞かれます。

    アクアのインプラントの価格は、宮崎市でいうとたぶん普通の価格だと思います。

    相場より安すぎず、高すぎず。

    保険のきかない自由診療なので各医院値段はさまざまですが、ものには適正価格というものがあります。

    材料のとの原価率、難易度、加工費など。

     

    お店を経営していて、1080円で仕入れたものを1080円でうったら赤字になることは大人なら誰でもわかります。

    たしか消費税に関しては この場合80円の50%をお店側が税金として払うんだったかな(まちがっているかも)

     

    家賃、人件費、光熱費などをかんがえると、1080円で仕入れたものは、3000円程度で売るのが標準だと思います。

    原価率(材料)は30%以下におさえるのが一般的。

     

    歯科の場合でもそうなんですが、保険治療の多くが原価率を無視した設定になっているのです。

    以前書きましたが、材料費が1500円なのに、1000円しかいただけないような、ありえないものがたくさんあるのです。

    こんなのほかの業界でありますかね?患者さんは信じがたいでしょうけど。

     

    「インプラントは30万円します!」といわれて、ほかの歯科医院にお問い合わせしたら15万円といわれたので安い方の歯科医院にかようことになったという患者さんがいます。

    これってなぜそんな値段でできるのか?って患者さんはわからないですよね。

     

    適正な価格を逸脱したようなものは、それ相応のものでしかないのです。

    宮崎弁ではそういうことを『値段がた』といいます。安いものはやすいなりのもの、いいものは高くなるという意味です。

    歯科医院側はなぜ価格をやすくするか!

    それは、「その医院が良心的だから!」ではありません。

     

    理由はたった一つ。

    「宣伝のため」でしかありません。

     

    私たちが習いにいくすごい歯科医師で値段をやすくする方はいままで一人もみたことがありません。

     

    やすくする理由がありませんから。

    処置後のアフターケアまで考えると、適正価格を逸脱することは結果患者さんが、被害を被ることになります。

    もし私がたとえば今のインプラントの価格を半額で提供しようとなったらどういう風に経営をかえるか。

     

    きっと

    安いメーカーのインプラントをさがします。それがたとえメイドインチャイナであろうとも。

    滅菌、消毒はてげてげ(宮崎弁でだいだい)でやります。

    保険でもうからない治療はやりません。

    今の倍のアポイントをいれます(1時間かけてやっていた治療を30分以内にします)

    スタッフの人件費をへらします。福利厚生もやめます。

    地域で一番安い歯科技工士さんに被せをつくってもらいます。

    技術向上、知識向上のためのセミナーや学会はお金がかかるのでいくのをやめます。

    バンバン宣伝をして薄利多売で収益をあげるようにします。

    とにかく数をこなします。

    診査診断もでげてげで。

    短期間でだめになっても保証はいたしません。

    インプラントが必要ない方にもインプラントをいれないといけないとゴリ押しします。

    歯科医療の1つのツールとしてのインプラントではなく、お金儲けのためのツールにして歯科医師ではなく『インプラント屋さん』になります。

     

     

    ・・・・・・・・って感じでしょうかね。きちんと治療をしたら適正価格は患者さんからいただきますが、医の倫理をわすれずにいち医療人として携わっていきたいです。

    健康に直接関係するような医療費の安売りって怖くないですか?

     

     

    だから、申し訳ありませんが、お金儲けの手段でしかない危険な安売りは当院ではいたしませんので・・・。

     

    3日前のニュースより。 ↓

    医療の安売りは経営の悪化と質の低下を招いてしまう。適正価格の 1/3以下だった医院の残念なニュース↓

     

    【北海道】札幌の歯科医、矯正途中に閉院 費用前払い、連絡取れず

    小中学生の歯の矯正を特別価格で行うと宣伝していた札幌市内の歯科医院が2015年4月に閉院し、
    治療中だった患者の保護者が男性院長と連絡を取れなくなっていることが12日に分かった。
    治療開始時に10万円以上を前払いした人もいて、札幌市保健所には4月以降、延べ49件の相談が寄せられている。

    連絡が取れないのは、札幌市中央区で2005年に開業した歯科医院の院長。
    同医院は、13年から15年3月にかけて札幌市内で配布されるフリーペーパーの広告で、
    一般的に保険外診療の矯正費用について、
    「特別価格」として小学生12万8千円、中学生19万8千円(いずれも税別)と掲載していた。

    中学1年の長女(12)が同医院で矯正の治療を受けていた札幌市中央区の男性(44)は、
    14年夏の治療開始時に一括で約14万円を支払った。
    他の保護者とともに治療費の返還を求め、弁護士に相談することも検討している。
    患者が放置されている状況について、市保健所は「医療法上の違反はなく、保健所に指導する権限がない」と話す。

    以下ソース:北海道新聞 01/13

     

     

     

     

     

     

     

     

  3. うちの子供、ひきがつよいというか何というか。

    連休や、旅行になるとかならずと言っていいほど病気になります。

    正月も、GWも、沖縄旅行も、いつもです。

     

    この前の連休は正月が寝正月だったかわりにどこかにいきたいと思っていました。

    しかし旅行の2日前にまたしても9度の熱。

     

    なんていうタイミング。こりゃあ、遠足とか受験のときにお熱をだしてしまうパターンだな。

    そのため一切の予約をいれず当日まで様子みて、予定の日にいきなり決行。3連休とっていましたから。

    「よし!大分いこ!」

     

    電車がものすごくすきなので、いつもなら車でいくところをとりあえず駅にいってみてチケットを買い3時間かけて大分へ。

     

    ホテルもとっていないんですけど・・・・・・。

     

    こんな旅うまれて初めてです。なんの計画もなしに旅行にでてきたのは。

    普段なら旅のしおりをつくるような男ですから(笑)

     

    しかし、これが楽しい。流浪の旅です。

    なにも決まっていないから時間に制約されることがないんです。

    電車にのれてはしゃいでいる息子。

     

    嫁はネットでホテルさがし。

    ネットでは満室だったのに、イチかバチかで直接ホテルに電話をしたら奇跡的に1部屋あいてました。

     

    電話で予約のやりとりしていたのですが、トンネルごとに電話がきれます。

    そんなこんなで部屋確保。

    家族で「GOOD JOB!」のハイタッチ

     

    いやー、無計画の旅がこんなに楽しいとは。

    その後 高崎山とか、うみたまごとか、あたらしくできた大分駅の電車コーナーや、電車模型のお店にいったり、楽天地で電車の乗り物にのせたり、3日間息子とたっぷり遊んできました。

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    あっ大分の駅ビルのホテル、あれ電車好きにはGOODですよ。まどから線路がみえますし、おもちゃのでんしゃにものれます。へやも列車『七つ星』のようなインテリアになっています。

    大分の開発がすごなりすぎて、おなじくらいとおもっていた宮崎県人はたぶんショックをうけると思います(笑)

    あーー、とうとう宮崎が九州で一番の田舎になってしまった・・・・。(佐賀は福岡にすぐいけるので例外です)

  4. うーん、下衆なタイトルですねぇーー。

    でもまあ一般のかたも気になるでしょうから、またまた裏話。

     

    これから歯科大に行こうかまよっている受験生に・・・。

     

    儲かるか!それとも儲からないか!と聞かれたら一言「儲かりません」と答えます。

    商売、経営において儲かるかどうかというのは、「いかに労力や投資をせず、ローリスクで多くの報酬を得るかどうか」だと私は思っています。

    バブル時代の不動産屋さんのように、1億でかった土地を短期間で2億で売るというような商売であれば、これはまちがいなく「儲かる仕事」といえます。

    株の知識にたけたひとが、短期間で億単位の利益をだすのも「儲かる」のカテゴリーでしょうね。(ハイリスクですが)

     

    歯科はどうかというと、6年間大学にいって、留年率も高いし、国家試験も6割程度しかうかりません。

    そんなに苦労して免許とっても数年は給料も安いです。卒後2年くらいはほとんどなんの役にもたちませんから、薄給で当然。

     

    「勤務歯科医師の給料はワーキングプアレベル」なんて報道もよくされています。

    医科の先生も卒業してすぐは給料安いのですが、休日に当直の留守番のバイトなどがあります。当直はまあまあの報酬がもらえるのでいいのですが、歯科は当直があまりありません。歯科の大学に残った先生も外でバイトしますが、医科の当直からするとすごく安いですね。

    開業医の中には1年目は月10万円以下、それどころか1年間ゼロなんてところもあります。ゼロでもいいから雇って欲しいと思うようなカリスマ歯科医の医院ですね。(歯学部の受験を迷っている方のために、念のためにつけくわえますが、「とにかくお金さえたくさんもらえればいい!」という方はそういう職場もたくさんありますので、ご心配なく)

    卒後2~3年というのは、報酬を得るための時間ではなく、歯科医師としての基礎づくりの勉強の期間です。給料がいいとか悪いとかいってる場合じゃない。

    その後、開業するとなったときにこれがまた多大な投資が必要になります。味さえよければ、屋台でもプレハブでも行列ができるというような飲食業と違い、建物設備にはお金をかけないと、古めかしい歯科医院に昨今の患者さんは訪れません。

     

    その後5年10年20年と、学会やセミナーなどに通って勉強し、設備投資もしていきます。

    羨ましいとおもうような高い車に乗っていたり、お金をたくさんもっている歯科の先生もたくさんいますが、楽してその生活ができるようになったのではきっとないと思います。

    他人の何倍もはたらいて、休日も返上し、努力してがんばっている結果なわけです。

     

    だから、「歯医者は儲かるか、儲からないか」と聞かれたら私は「儲かりません」といいます。

    しかし「努力次第で結果は出せる可能性がある仕事です。とてもやりがいのあるいい仕事です。生まれ変わっても職業選択のひとつとなると思います」と答えるでしょう。

     

    麻酔したり、歯ぐき切開したり、患者さんは痛い思いもするのに、帰り際「ありがとうございました!」なんていってもらえる仕事ってそんなにないですよ。

    マスコミがいうほど悪いしごとではないですよ。

    つづく

     

     

  5. なぜ私がこんな長々と、歯科の内輪ネタを書いているか・・・。

    「歯科医ってのは日本では人気がないけど、海外では人気職業なんだぞ!!!」

    ・・・・・なんてことをいいたいのではありません。

     

    日本の歯科の先生たちは、ほんと頑張ってるんですよ。ありえないほど安い報酬で。

    少なくとも私がふだん交流ある先生や、しっている先生たちは、

     

    「いい治療をしたい!」

    「むし歯を減らしたい」

    「歯をなおして健康になってもらいたい」

    「患者さんによろこんでもらいたい!」って真剣に思っているんです。

     

    だからこそ、むし歯を減らすためのフッ化物(フッ素)の普及活動や、ボランティア活動を休日にしたりするのです。

    なのに、歯医者っていうと、

    金儲け主義だとか、

    脱税してそうとか、

    ぼったくり

    数がふえてもうからなくなった

    コンビニより多い

    むし歯がへって、患者がへり経営が大変

    などという負のイメージばっかりなんです。

     

    皆、毎年多大なお金をつかって学会やセミナーにいって、少しでもいい治療しようと努力しているんですけどねぇ。

    患者さんから「ここに来てよかった!ありがとう」って笑顔で帰る時が一番うれしい時なんです。

     

    治療によっては、原価率が100%(つまり1000円の治療費で1000円の材料費がかかるということ)をこえるものもたくさんありますが、だからといって、怪しい国の安価な材料を使うわけにはいきません。採算がとれなくても、利益を最優先にはできないのです。

    居酒屋さんで、もしお刺身用の魚が売れ残ったら、きっと煮物にしたり、次の日の 御通しにきっと利用するでしょう。

    野菜の葉っぱが残ればそれも手をくわえて いわゆる『あますところなく』食材をつかうでしょう。

    でもわれわれはそういうわけにはいきません。あっこの材料あまったから、それを使い切るような治療にしよう!なんてことになったら嫌ですよね。材料優先で治療内容が決まるのって。

     

    ただ私たちがどんなにいい治療しても、その治療の質を患者さんが理解してくれないことも多いわけ。

    「この治療は保険がききません!自費です!10万円です」って言われた時にちょっとびっくりするでしょ?

     

    でもあれって、その治療をやった時に、材料費や加工費、人件費などを計算しての値段であって、世界的に見た場合の標準価格であることもしばしば。

    外国で歯石とると3万円とか、

    歯を抜くと5万とか、10万円とか・・・。

     

    日本は保険制度があるから安いんじゃないですよ。多くの患者さんは医療費の3割しか負担しなくていいから日本は安いとおもっています。違うのです。

    保険の評価額が低く設定され、歯科医の報酬がすくなく設定されているから安いのです。たとえば同じ治療内容でも、アメリカの歯科医は20万円うけとれるのに、日本の保険治療では1万円しかもらえないのです。

     

     

    あっ、今年、政治資金の関係で、歯科の業界がものすごくたたかれました。

    あのあと、ほかの職種の団体が3つくらい同じようなことで摘発されたそうなんですが、ほとんど報道もされませんし、皆しりませんよね。

    いや、悪いことなんでしょうけど、なんで、歯科ばかり鬼の首をとるようにたたかれるんでしょうかねぇ。歯医者いじめですよ。

     

    私はそういう裏の政治のことはよくわかりませんが、ますます、歯科のイメージは悪くなっていく・・・。

    来年の保険点数変更も、きっとさげられるんだろうし。

    悲しい。皆、がんばっているのに・・。

     

     

     

     

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