院長のブログ

少し気持ち悪い写真がありますので、心臓の悪い方は見ないでください。

8日間4回コースの最終回受講のために、週末福岡にいってきました。

今回は、ソケットリフトとサイナスリフトの実習です。

上記2つ、歯科関係者以外の方にわかりやすく説明しますね。

 

人間の鼻の横、頬骨の下は空洞になっています。副鼻腔(上顎洞)という穴です。

ここに膿がたまると「あなた蓄膿ですね」といわれます。

 

上の奥歯にインプラントを植えようとすると、骨がない人はこの上顎洞に突き抜けるわけです。

つきぬけるとこまるので、ここに骨を造ってあげて、インプラントを行うというものです。

 

インプラントは骨がないところに骨をつくっていれるというのが、外科的にはもっとも難しいんですね。

「インプラントはできませんねー」といわれる理由の多くが、『骨がないから』なんです。

 

骨がないところに骨をつくる実習は時々行きますが、再度復習・・。

 

今回は豚ちゃんファイナル。上の顎で練習。

気持ち悪いですね。左側が鼻。おめめ付き

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トンカチで骨をたたく練習。まるで大工さんみたいでしょ。

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私もこの方法を昔やっていましたが、最近は高い器械を買ってたたかなくていいようにしています。

 

インプラントの値段が高い理由って、材料費や技工料金もあるんですが、こういう日々の実習にお金がかかるからでもあるんですよ。

 

たとえば「イチローは儲かっていいな!」って我々みたいな一般人は思うわけですね。

でも当然ながらヒットを打つために、日々努力し、トレーニングする高価な機械を買ったり、優秀なトレーナーや通訳、マネージャーをつけて、きっと自分の能力が最大限発揮できるための努力と、たくさんのお金をかけているわけです。

たぶんどの世界もそう。

お金をかけずに最大限の力を発揮できればいいのですが、現実的にはお金の必要な部分に自己投資しなければいけません。1流のシェフになりたい人は、超1流のシェフの料理をたべにいく必要があるんです。

 

自費の歯科の治療費は高額になります。

歯科医が日々進歩する治療技術を習得するためにいくセミナーもものすごく高額になります。

材料や機械にもお金がかかります。

安心、安全、適切、高度な医療を患者さんがをうけるために、患者さんの治療費負担が高額になってしまうことは仕方がないことでもあります。

私たちにとって診療チェアとは、イチローのバッターボックスと同じもの。

患者さんの口の中を見たときはイチローがバットをまっすぐ突出し、ユニフォームの肩をあげた状態。

 

最高の治療ができるように時には豚と格闘するわけです。

 

今回の4回コースは、自己の向上にとても役に立ちました。清水先生ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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