院長のブログ

口の中の汚れは時には命にかかわるような病気に影響します。

そして、歯科医が命にかかわる病気の第一発見者になることもあります。

癌なんてそうですね。

 

体のどこかに癌があって、その印が口の中に出てくることはしばしばあります。

自覚症状がないこともあるので、歯科検診の時に発見し、医科のほうに紹介をします。

その時に発見していなければ手遅れになることも多々あるでしょう。

 

昨日、我が公衆衛生委員会で、検診事業の説明会と、ミニ講演会をひらきました。

講演会の内容は歯科医師が発見する低ホスファターゼ症というあまり知られていない病気。

これは骨をつくる酵素アルカリホスフアターゼの異常によっておこります。

重症の場合死にいたることもあります。

骨がどんどん溶けていったり、骨がつくられないので、身長ものびず、まっすぐ歩くことも困難になります。

5万人から10万人に1人の確率で発症。

 

しかし昨今では早期発見することで、薬を投与し健全な生活をおくれるようになるというのです。

小児科の医者でも何の病気なのかわからず原因不明あつかいされることも。

 

それを第一発見者となりうるのが歯科医なのです。

普通乳歯から永久歯へのはえかわりは、5歳半から6歳ごろにはじまります。

これが、3歳以下なのに早期に抜けた場合要注意!

歯科医に抜けた歯を診てもらってください。

 

正常に抜けた乳歯の根っこはとけてなくなつています。

この病気で抜けた乳歯は根っこがついたまま。

 

この場合、歯科医はすぐに低ホスファターゼ症の疑いで、小児科のお医者さんにおくらなければいけないのです。

乳歯の異常脱落が発見のサイン

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