院長のブログ

最低賃金が20円以上アップすることがきまりましたね。

どうやら毎年どんどんあげていくつもりらしい。

 

時給ではたらいている方にとつてはきつと朗報でしょう。

一部の政治団体は 最低賃金を1500円にしろ!なんていっておりますし・・・。

1500円になれば、そりゃあ時給の方は大喜びでしょう。

 

では1500円に仮になったとして、それで日本人は幸せになるのでしょうか?

 

いやきっと恐ろしいことになるはずです。

おそらく、中小企業や街のちいさな飲食店は、やっていけずどんどん廃業するでしょう。

 

廃業しないためには、1つ500円で販売していた弁当を800円にしないといけないわけです。これはだれにでもわかることですね。

となると結局、時給は増えたけれども身の回りの物価が上昇してしまうだけで、ちっとも生活がよくならない。

日本が一番守らなくてはならない、精度のたかい製品をつくる町工場は壊滅状態となっていきます。

 

経済にうとい私でも、1500円にすることがどれほど愚かなことか、ゆうに想像できます。

 

テレビのニュース番組で、パートさんにインタビューしていました。

「時給が上がるのはとてもうれしいです。上がった分で娘とおいしいものを食べに行きたいです」と笑顔

 

母子家庭で一生懸命働いても、パートでは16万円くらいにしかならず、生活が大変らしいのです。

もしその方だけの時給があがるのであれば、話は別ですが。

 

時給が上がることで、アクアが困ることはべつのことです。

 

ちなみに我が宮崎県は、沖縄や高知とならび全国で一番最低賃金が低い県です。今はたしか693円/1hだったかな。

全職種の最低賃金は600円台ですが、宮崎の歯科衛生士の時給相場は900円~1100円くらい。

都会のパートさんのことはよくわかりませんが、宮崎でパートをしている方というのは、基本旦那さんの扶養に入っていることがほとんど。

 

 

年間103万円以内とか、130万円以内で働きたいという人が多いのです。

私、頑張っている人はできるだけ時給をあげたり、評価してあげたいと思っています。

しかし、時給が900円をこえるようになると、103万の壁、130万の壁を検討した場合に、10月以降シフトを組むのがものすごく困難になるのです。

 

スタッフは時給をあげてほしいだろうし、できるだけたくさん働きたいという人もいる。

経営者はスタッフの時給をあげたいのに、あげてしまうと、働いてもらう日数を減らさなくてはならない。(←スタッフ不足による経営危機)

 

政府は今後、その金額の壁をさらに引き下げようとしていますねぇ。

 

だから、スタッフの時給を上げることは、新たにスタッフを雇用しないといけないのです。

もちろんその分人件費が増すのは当然ですが、歯科関係者の悩みはさらに別の部分にもあるのです。

 

ほんと、日本全国、歯科衛生士さんがなかなか来てくれないのです。各歯科医院で歯科衛生士さんの取り合いの状態。

 

世間一般の仕事でも有効求人倍率はかなり高いし・・・。

今世紀中に日本の人口は今の半分くらいになるといわれています。

老人の割合がふえることや、子供の数がへっていることがよく問題視されていますね。

一番の問題点は労働人口の減少だと思うんです。労働人口を増やすために子供の数をふやしたいわけですよね。

 

だったら、働ける世代や、働きたい高齢者がもっと気持ちよく働けるようにしていただけないもんかと思います。

最低賃金あげすぎてしまって、130万円の壁をひきさげてしまうと、中小企業の労働人口がへってさらに減ってしまいます。

 

待機児童の件もそう、なんとか主婦の労働力をもっと有効につかえる条例をかんがえてはいただけないものか・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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