院長のブログ

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IMG_1056[1]しばらくぶりのブログ更新です。

いろいろ書く事はあったのですが、なんせいそがしく・・・。

3週連続で日曜日が仕事関係

・・・で昨日の日曜日は動物園で初の試み
動物の歯と健康イベント。

オランウータンとチンパンジーに餌をあたえながら歯のお話をしてもらいました。

サトウキビをたまに与えるそうなんですが、やはりあの甘さは人間同様サルもとりこになるのです。

みせたとたん「キーキー」って大興奮
チンパンジーにサトウキビをあたえて(ごくたまにらしい)なぜむし歯にならないのか?というクエスチョン

一つはしょっちゅう与えるわけではないから

もう一つはサトウキビをあたえるとかなり長時間かみつづけてクズになるまで噛んでるそうなんですね。

だからその繊維が歯磨きにもなり、さらに唾液がでてくれる要因になるのです。

みなさんにぜひお願いしたいこと。

動物園の動物は勿論、野生の動物に自分のもっていった餌をあげたら絶対にだめです。

「可愛いから」っていう安易な気持ちでよかれとおもってやるのでしょうけど、ある意味これは動物を虐待しているのと同じです。生態系にも影響します。また美味しいものの味を知ってしました動物はその味をもう一度もとめてくるはずです。人間だって太るとわかっていてもケーキやめれないでしょう?

昔天王寺動物園のオランウータンが死んだのですがその原因はむし歯だったのです。
むし菌が全身にまわって死んだのです。

原因は客の持ってきたお菓子のせいです。

行楽の時期になると動物園の動物のむし歯ふえるといいます。

安易な気持ちでやっていることは、砂糖ハラスメントですよ。

以下↓ 2009年の新聞より

(12/17 産経新聞)

大阪市天王寺区の天王子動物園で、2匹のメスのオランウータンへの入場者のエサやり行為が問題となっている。昨夏に当時飼育されていたオスが、客が与える菓子類による虫歯が原因で死亡。その後、園はおりの前に看板を設置して注意喚起したが効果は今ひとつ。同様の問題は各地の動物園共通で、対策に苦慮している。

園の中央部にあるオランウータン舎。ガラスで囲われた屋内展示場で、モモコ(22歳)は飼育されている。人工保育で育てられたために人なつっこく、屋外展示場に出すと客に手を伸ばして菓子をねだるためだ。モモコが屋外に出られるのは休園日だけ。同園がモモコを屋外展示場に出さなくなったのは昨夏からで、“夫”のサブの死がきっかけだった。

モモコと同い年だったサブは昨年8月に死んだ。人工保育で育ち、人になれたサブに客が与える菓子類で虫歯が悪化、歯から細菌が入ったことによる肺炎が死因だった。

オランウータンは野生の個体数が激減し、各動物園が繁殖に力を注ぐ。サブも平成3年に宮崎県内の動物園からモモコを迎え、赤ちゃん誕生が期待されていた。ともに人工保育で他のオランウータンとふれ合った経験がなく、互いを怖がる関係が長く続いたが、“結婚”から十数年がたってようやく手をつなぐまでに関係が進んだ矢先だった。

園はモモコの屋外展示をやめ、屋外で飼育するもう1匹のメス・サツキ(推定38歳)のおりの前に、虫歯に犯されたサブの歯の写真を使った注意喚起の看板を設置した。しかしエサやり行為はなくならず、飼育員が注意すると「何が悪いんや」と逆に食ってかかる客もいるという。野生育ちで人になれていないサツキでも、現在歯は虫歯だらけだという。園は現在、おりをアクリル板で覆うなどの対策を検討している。

同様の問題は各地の動物園の共通の悩みで、特に手を伸ばしてエサをねだるなど、反応が大きなサル類が被害に遭いやすい。72種のサル類を飼育する日本モンキーセンター(愛知県犬山市)では、看板による啓発のほか、展示場近くの売店でおりに投げ込みやすい形の食べ物を置かないなどの対策をとる。しかし「見つけたら注意という地道な努力しかない」(同センター)というのが現状だ。

天王寺動物園の宮下実園長は「『自分1人くらいいいじゃないか』と思いがちだが、入場者が多ければそれが何倍にもなる。人間のエサが動物の健康を害し、『かわいいから』との思いが動物の死につながる可能性があることを知ってほしい」と訴えている。

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