院長のブログ

最近患者さんに説明することが多いので、今日はジュースについてお話します。

 

小さいお子さんのいらっしゃる方、乳幼児にコーラ飲ませますか?

多くの方が飲ませないというでしょう。

それは、小さい子には体に悪そうだから・・・ですよね。

 

では缶コーヒーは飲ませますか?

きっとこれも「飲ませない!」と答えるでしょう。

小さい子にはカフェインとか入っていて体に悪そうだから・・・、ですよね。

 

歯科の分野からいうと、これらはとにかく砂糖が多すぎるんです。

コーラは500ミリリットル中 ステイックシュガー 15本くらい(1本3グラム)

 

250ミリリットルの普通の缶コーヒーが、8本くらい。

 

カフェにいってスティックシュガー何本いれます?普通は多くても2本くらいでしょ?

その他のサイダー類も同じ。

 

そういう私もたまにはコーラが飲みたくなる時もあります(1年に一度くらい)

体や歯に悪いと思ってわかっていて飲む分にはまだいいと思うんです。

 

問題なのは体にいいと思って飲んでいるもの、が実は結構悪いものなのだということなのです。

 

 

乳酸菌飲料がぶがぶのんでいませんか?

いろいろと商品はありますが、小さい小瓶の乳酸菌飲料。あれもスティックシュガー2~3本入っています。

乳酸菌自体はすごくいいものなのですが、なんせ砂糖が多すぎるのです。

ある乳酸菌飲料の開発にかかわった先生が、あまりの砂糖の多さにびっくりして、開発の途中でおりたと聞きました。

 

ではスポーツドリンクを子供に飲ませていませんか?

 

スポーツドリンクの砂糖の量をご存知ですか?

なんとコーラよりやや少ない程度なんです。めちゃくちゃ砂糖だらけ。

かなりむし歯になります。

 

まあそれはおいといて、スポーツドリンクの最大の問題点。

この話は、モンゴル医科大学の客員教授で、小児歯科と、予防歯科で有名な岡崎先生に数年前おしえていただいて私も知ったことです。

スポーツドリンクは実は脱水には無意味な飲み物なのです(不都合な真実)

 

なぜか。

私が10歳くらいのころ、初めて国内製のスポーツドリンクが発売されました。

そのころのものは今の同じ製品のものとくらべて、おいしくなかったんです。

 

売り上げをのばしためには、メーカーはもっと味を良くしなければなりませんでした。

そこでまず、砂糖の量を大幅に増量したのです。

 

さらにもつと悪いことに、電解質の濃度を変えていったのです。

電解質の濃度は、多くても少なくても全く効果がありません。

 

ナトリウムの量が少なすぎるのです。

脱水には全く効果がないのです。このことは実は小児科の先生もほとんどしりませんし、栄養士さんもしりません。

ですから小児科にいくと、スポーツドリンクをのませんてください!なんていわれることさえあります。

スポーツ少年団の大会にいくと、脱水予防のためなどと言って、ご丁寧にスポーツドリンクの無料コーナーが設けてあります。

 

いや、いいんですよ。コーラと同じように、体によくないけどおいしいもので、のどをすっきりさせる清涼飲料だと思って飲むなら・・。

 

体にいいという間違った理由でのませてはいけないんです。脱水に効果がないばかりか、むし歯だらけになる飲み物。それがスポーツドリンク。

 

脱水のためというなら、OS-1ならOkです。

ただ、これがおいしくない。

 

とても飲める味ではないんですよねぇ。

実はOS-1にはのみかたがあるんです。

あの小瓶を、ちょびちょび、一口ずつ30分くらいにわけて飲むのが正しい飲み方なのだそうです。

(ちなみに、少量のブドウ糖がはいっているのは、そのことで電解質の調整に非常に効果を増すから)

 

その他、缶コーヒー微糖。あんなに小さいのにスティックシュガー3本。

い〇はす フレーバードリンク(水のやつではなく)

この飲み物を水に香りだけつけているドリンクと思っている方が意外に多いんですが、実は砂糖がたくさん。

おととし、これを水代わりに一日何本も飲んでいた若者が救急車で運ばれました。

 

血糖値の上昇です。

あれ1本に、ステックシュガー8~10本入っているのですから・・・。

生えたばかりの永久歯や、乳歯はとてもむし歯に弱いですから、せめて良し悪しを正しく自己判断できるようになる18歳くらいまでは、砂糖まみれのジュースから遠ざけた生活をさせてあげてください。

 

 

恐ろしやーーーー、飲みものの話。

 

 

 

あっ、うちの子、3歳半ですが、これまでほとんどジュース飲んだことありません。だからまったく欲しがりません。

 

 

 

 

 

 

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