院長のブログ

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  1. 先日 歯科医師会の公衆衛生委員会の研修旅行で広島にいってきました。初見参

    当歯科医師会の委員会でもっとも忙しい役割なので、2年間の任期の慰労も兼ねているのですが、毎回何か歯科に関係することをテーマとして旅行します。

    ・・・でその一つが、放射線と疾患(口腔疾患を含む)ということで、当然原爆記念館に。

     

    歯科で使うレントゲンは、医科のものと比べるとごくごくわずかなものです。

    しかしながら、毎日のように放射線を使う私たちにとって、無視できるものですありません。

    広島で原爆を浴びた人の歯肉からは、大量に出血があったそうです。もともと体の中で最も炎症を起こしやすい場所の一つが歯の周囲の歯肉なのです。

     

    私知らなかったのですが、一番ショックだったのは、原爆を落とす計画だった候補地。

    なぜ東京や、大阪ではなく、広島や長崎だったか。

    それは、すでに焼土化している場所ではなく、原爆の研究対象にするためのほどよい候補地だったからなのです。

     

    程よく人口が密集していて、まだそれほど戦争の被害が出ていない場所。

    それから、当時の日本人に精神的ダメージを与えられる場所。そして選ばれたのが広島と長崎。

     

    そのほかの候補地としては

    新潟 京都 小倉(福岡)などです。

    新潟 京都は候補地からはずされたのですが、どうやら広島、長崎に落とさなかった場合の最有力候補地、または広島長崎に落とした後の次の候補地は、小倉だったようです。

    私の両親の実家は、小倉からそう遠くない場所にありました。当時祖父や祖母、私の両親が、小倉に出向くことは少なくなかったでしょう。

     

    私にとって、小倉が候補地だったことはとてもショックでしたね。

     

    こういう言い方をすると、誤解されてしまうかもしれませんが、初めて原爆が使われたのが、あの時代じゃなかったら・・・・。

    (当然ですがいや原爆なんて使われないほうがいいに決まってますし、広島や長崎でよかったといってるわけでもありません。)しかし、もし、はじめて兵器として使用されるのが、今だったら・・・・。しかもはじめてつかう国が、北朝鮮やISだったら・・・。

     

    今の核兵器は広島型の何千倍、何万倍のものになるでしょうし、

    報復をかんがえると、地球すべてが放射能に汚染され破壊されてしまうはず。

     

    広島と長崎の資料が核兵器の抑止力のひとつになっていることは、間違いないでしょう。でも核保有国の首脳が広島や長崎を実際に訪れないときっと彼らには実感がわかないでしょう。宗教や肌の色が違う人種がいくら死んでも、気にもとめません。

    昨今いつ日本に核爆弾が降ってくるかわからない緊張感があります。

    長崎と広島の原爆記念館には、世界中のひとが1度は行くべきだし、日本人なら定期的にいったほうがいいと思いますね。

     

    過去の犠牲を無駄にしないためにも。

     

    明日は広島原爆投下の8月6日。こんな暑い中、体が焼けただれ、川に水を求めていったひとたちのことをわすれちゃいけないですね。

     

     

     

     

     

     

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